この度、2023年11月に阿久津役の小林薫と、ホウセンカ役のピエール瀧がセリフを初収録した様子を特別解禁！

木下監督と録音演出の清水洋史から、本作についての説明を受けた小林と瀧。それぞれ自身が演じる役について会話を通して理解を深めている様子。

刑務所で孤独に死を迎えようとしていた無期懲役囚の老人・阿久津を演じた小林は、「生き方が下手くそな人って、あまり（芝居を）上手くやってしまうと逆にそれを消してしまうのでは」と話した後に、「ホウセンカは上手でないと」とふいに瀧に声をかけスタジオが笑いに包まれる時間も。

人の言葉を操るホウセンカ役のピエール瀧は複数の声のトーンを披露し、監督に「どっちのトーンがいいか」と相談しテストに臨んでいた。

本作は先にセリフを収録し、それに合わせて絵を作る・プレスコアリング（プレスコ）の手法がとられたため、画面にラフイラストのみが映し出された状態でキャストたちは収録に挑んだ。ブースの外では木下監督と清水らスタッフが見守る中、阿久津とホウセンカが初めて会話をかわすシーンのテスト収録がスタート。小林と瀧のセリフの掛け合いを聞く木下監督は、何度も頷いていた。

『ホウセンカ』メイキング映像解禁：https://youtu.be/C2obPs1NGrk